節約の第一歩 ~支出の把握~
皆さんは節約と聞いて何を思い浮かべますか?
おそらくコンビニで物を買わないでスーパーでまとめて買うとか、自炊を徹底的に行うなどではないでしょうか。
しかし、どんなにまとめて買っていたり、自炊をしたりしたとしても給料日前や引落日になると、財布にお金がない!という人が悲しいことにたくさんいます。
原因は簡単です。「節約したつもり」になっているだけなんです。
まとめ買いは安いからと言って不必要なものをかっていませんか?
自炊は材料費や光熱費をすべて考えて作っていますか?
せっかく努力していても節約できていなければ水の泡です。きちんと節約するにはまず「支出の把握」をすることが必要不可欠なのです。これから詳細を説明します。
さて、最初の項でなぜ「支出の把握」が必要なのか説明します。
単刀直入に言えば支出を把握しなければ抑えられないということです(あたりまえですね)。
第1項 把握することの重要さ
例えばシャワーが使えなくなり、風呂釜のお湯だけでお風呂に入らなければならないとします。この例ではお湯=お金と考えてください。
髪の毛を洗ったあと流すためにいくらお金が必要か考えれば、これからどれだけお金を使う予定があるのか考えられればお金を残すこと(貯金)もできます。
最初から量を把握できているので使うときは使えて、節約するときは節約することができます。
なので、支出を把握するのはとても重要なのです。
では、支出を把握するためには具体的になにをどうすればよいのでしょうか。
それは家計簿をつけることで簡単に把握することができます。
ただ、家計簿をつけるのは中々・・・というひとはたくさんいますよね。私も挫折を経験した一人でした。なので次の項で家計簿のつけ方を説明します。
第2項 挫折してもできる家計簿のつけ方
簡単に家計簿をつけるコツはレシートたちを分類することです。例えばATMなどの横に封筒があればそれを何枚か使ってもよいですし、ゴミとして捨てる牛乳パックやペットボトルを使用してもかまいません。とにかくたくさんあるレシートと分類することを意識してください。
それともうひとつ。分類する項目は多くしすぎないこと。最初のうちは支出を把握するのが目的ですので、極力少なくしてください。「食費・雑費・光熱費・家賃・携帯」くらいがよいでしょう。
これをひと月続けられるとある程度支出の把握ができます。そうなれば自分がどこに使いすぎているのか。どこならばもっと削ることができるのかを簡単に確認できます。
ちなみに私の当初の価格を教えます。
項目 |
節約前 |
食費 |
45,000円 |
雑費 |
50,085円 |
家賃 |
47,000円 |
光熱費 |
6,000円(ガス代なし) |
携帯 |
11,000円 |
ちなみに私の月収は平均16万円前後です。完全にまずいですねえ。(汗)思い他お金を使っているのだなと感じました。お恥ずかしい。
続いてはお待たせしました。具体的にどのようにすれば節約できるのか。
その方法をお伝えします。
第3項 節約とは?
節約には目標が必要不可欠です。先月把握した金額よりも少なくできるようにしましょう。
私が実際にしたことを説明します。
食費・・・外食をとことん減らしました。仕事帰りや休日など出かけた時にご褒美として何回かのつもりでしたが回数を数えると9回外食してました。かなり食べてました。これを2回に減らしました(笑)。するとそれだけでひと月の食費が2万円減らすことができました。
雑費・・・この部分は私はちょうど定期券を購入したため跳ね上がってしまいました。使うとすれば美容院に行ったりとかそれくらいなんです。物欲がないのでそこは非常に助かりました。
削れるとすれば交通費です。私の最寄り駅から大きい駅までいくには、往復で360円かかってしまいます。他に削れるものもなかったので徒歩で移動しています。最初は苦しいですが段々と楽になっていきます。
家賃・・・これは削りようがないですね。固定費として考えてください。(笑)
光熱費・・・皆さんも節約の方法をたくさん調べていると思います。水道やガスはなかなか難しいとおもいますが、電気は簡単にかつ継続的に節約する方法があります。それはアンペアを下げることです。電気屋さんに電話してアンペアを下げたいのですがと言ってみましょう。すると業者の方が来てくれ家の最高供給電量を落としてくれます。こうすることで特に何もしなくても簡単に継続的に節約できます。
携帯・・・プランの見直しをすることが一番早いです。私は学生だったときのままのプランだったので見直しをするとかなり安くなりました。電話など学生の時に比べるとほとんどしなくなりました。
以上のように支出の把握してから一つ一つ確認していけば、簡単にわかりやすく最大限に節約をすることができます。先月と支出額を比べて、オーバーしているか、していないかを確認しながら節約ができていることを実感しましょう。そうすれば毎日の生活が変わってくるとおもいます。
まとめ
・まずは1か月間の支出の把握をする。
・ある程度のグループに分類をする。
・分類したグループのレシートや削減の方法を考える。
自分の視野を拡げて、お金と正しく付き合えることをお祈りしています。