｢1人暮らしで後悔しないソファの選び方｣
家具屋で目にする、理想的なレイアウトに置かれたソファ。｢あっ！これカッコいい！｣となりがちですが、ちょっと待って下さい！！そのソファ、本当に自分の部屋にしっくり納まるのでしょうか？これがソファ選びの大きなポイントです。
安易に購入して後で後悔しないために、ソファのような大型家具を購入する際にはしっかりと前準備が必要です！あなたに合ったソファの選びかたをご紹介しましょう。
□ソファを選ぶ基準を決める！
ソファを選ぶ基準は人それぞれ。見た目にこだわる人もいれば、座り心地を第一に考える人もいます。まずは自分がどこを一番大切に思うのかを考えてみて下さい。それがソファ選びの第一歩。
ただ、何となく｢良いな｣と思って購入しても、実際自宅に置いてみるとイメージが違うこともあります。嫌だからと言ってすぐに買い換えることの難しい家具ですので、納得のいくものを選びたいですよね！
ソファは大きい家具のため、1つ置いただけで部屋の印象がガラッと変わってしまうものです。それはある人によってはメリットであり、ある人によってはデメリットにもなってしまうんです。特に部屋の雰囲気を気にする人にとっては、形状や色というのは大きな拘りポイントになるはずです。
様々なソファが販売されていますので、目的を決めずに探そうとするのは難しいですよね。当てもなく家具屋さんをまわり、運命的な出会いをする人もいるかもしれません。でもそれは、あまり効率的とは言えませんよね。
お気に入りのソファを選ぶのであれば｢これ！｣というポイントを抑えておくことが必要です。だからこそ、まずは自分が一番優先したい事を考えてみましょう。そうすることで、ソファの形や色など絞ることが可能となり、探す範囲を狭めることが出来ます。
□ソファの種類
ソファ選びの前に、簡単にどんなソファがあるのかをご紹介しておきましょう。1人暮らしの人がソファ購入で気にしたいのは、購入後の用途についてです。使うシチュエーションをイメージして、どんなサイズのものにするのかを検討しましょう。
・2～3人がけソファ
1人暮らしであっても、来客が多い家や、彼氏彼女が頻繁に訪れるという言う家もあるでしょう。そんな方には2～3人がけのソファがあると便利ですよね。
3人掛けであれば、大人の男性が横になることも可能なサイズ。お部屋の空間に余裕があれば、3人掛けソファが、いざという時便利です。
・ひとりがけソファ
1人暮らしで、来客も少ない人なら、断然｢ひとりがけソファ｣がオススメです！サイズもひとり用ですのでお部屋での場所取りも小さく済み、デザインや形状も豊富に揃っています。
ひとりがけソファを選ぶ際には、肘掛けがいるのか？オットマン(足置き場)がいるのか？なども、合わせて考えていくようにしましょう。
ソファでTVを観るなどのリラックスがメインであれば、肘掛けやオットマンは欲しい所。反対に1日の内、座る時間が限られるのであれば、簡易的なひとりがけソファを検討すると良いでしょう。
・ローソファ
いつも床に座って本を読んだり、TVを観ている人には｢ローソファ｣がオススメ。いつもと同じように違和感なく使用でき、サイドテーブルなどを使用しなくても飲み物などが置けるところが便利ですね。
ただし、椅子に腰掛けていると言う感覚は感じにくいものなので、目線を高くしたい等の希望がある場合には向いていません。他の家具の高さが低いお部屋には、とても合うソファだと思いますよ。
・ソファベッド
ソファを購入することで、お部屋が狭くなってしまうと悩んでいる方にはソファベッドがオススメ！ソファとベッドを両用できるので、便利ですよね。普段はベッドとして使用し、来客時にはソファとして使用可能というところが、根強い人気のポイントです。
□ソファの素材
ソファの大きさや形を検討したら、今度は素材について考えてみましょう！意外とソファの素材というのは好みがあり、座り心地にも影響をもたらすものです。ソファは洗うことが難しいので、お手入れが簡単で、なおかつ汚れがつきにくいものを選ぶのがオススメです。
・綿
ソファの中でも一番価格が抑えられ、デザイン性が高い商品の多い綿タイプ。カラー展開も豊富で、お気に入りの色を見つけられると言うメリットもあります。また、カバーを取り外してお洗濯できるものもあり、衛生的に使用出来ますね。
しかし、ペットを飼っている人にはペットの毛が付きやすく、四六時中コロコロテープで毛取りしなくてはならないというデメリットもあります。価格や手入れの面で、一番オススメできる素材ですが、高級感は出しにくく、座り心地は商品によって賛否あると思います。
・ソフトレザー
レザーのソファはお手入れが大変というイメージがありますが、ソフトレザーであればたまにオイルをすり込む程度で大丈夫！商品の価格はピンからキリまでありますが、最近のブルックリンスタイルなどの流行から、安価な商品も増えてきています。
ソフトレザーのソファは、購入したては少し硬め。日を追うごとに座り心地は柔らかくなってくるのが特徴です。ハリのあるカチッとしたソファが好みであれば、レザーの本格的ソファが一番しっくりくると思いますよ！
□部屋の雰囲気に合ったソファを選ぶ
前述した｢お部屋の雰囲気｣を左右する、ソファ。購入する前に一度、頭の中で良くシミュレーションしてみましょう。色合い、高さ、大きさ、素材。購入しようと思うものが、本当にお部屋に合うのかどうか冷静に判断することが大切です！
・ソファ購入を機に模様替えもアリ
もちろん、ソファを購入する際にお部屋の模様替えを一気にするのもアリ！お部屋の雰囲気は、大きい家具を中心に考えていくと纏まりやすいので、お気に入りのソファに合う小物たちで、お部屋を改造するのも良いと思います！
□大きさはしっかり測ってから探す
ソファを購入する際、イメージや価格、座り心地も大事ですが、良くあるパターンとしてお部屋に入れたら大きすぎた。。。という不具合。家具売り場はとても広い空間でディスプレイされていますし、オシャレな小物たちにも囲まれているはず。
イメージにピッタリと思って購入しても、家で見てみると｢何か違う。。。｣というのは良くある事です。そんな悲しい事態を起こさないためにも、大きさをしっかり測って、置き場所などを1度考えてみましょう。
マスキングテープでマーキングしてみて、どの位の大きさなのか見てみるのが良いですね。ソファは高さも重要なポイントになりますので、メジャーなどで高さのイメージ出しもしてから購入するようにしましょうね！
□予算と欲しいソファの兼ね合い
欲しいソファを見つけても、価格を見て断念！という事ってないですか？筆者はソファ購入時、価格の壁にぶち当たり、｢もぅソファいらない。。。｣という所までたどり着きました。でも、諦めるのはまだ早いですよ！
例えば有名メーカーのレプリカをなら、価格は10分の1から20分の1になります。レトロな感じを出したいのであればUSEDでも良いですよね！そんな感じで色んなアイデアを出していくと、希望の価格に近づくこともありますのでやってみて下さいね！
♢価格を抑えるため出来ること
・好きなメーカーのレプリカ商品を探す。
・中古の家具屋さんをまわる。
・色が気に入らない場合は、カバーを検討する。
・ニトリなど量販店でオーダーする。
最後にご紹介した、オーダーですが意外と価格は高くないんですよ。家具のオーダーと聞くと高額というイメージが湧きやすいのですが、量販店であれば販売されているソファ＋2，3万円でオーダーすることも可能です。
□お気に入り家具は大事に出来る
日本は使い捨て文化と言われますが、正にその通り。1つの家具をメンテナンスしながら長く使うと言った習慣はあまりありませんよね。でも、1人暮らしで使用するソファは大きさが手頃なこともあり、今後結婚して引っ越した際にも捨てなくて済むケースが多いんです。
長い期間愛用できるような、お気に入りの商品を見つけられるよう、気の済むまでしっかり検討してみて下さいね。
